オンライン授業が始まって
ほぼ1カ月強。
最近は、元々予定だった
ゲストスピーカーにも登場していただき
授業運営を行っています。
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この1カ月ちょっと
オンライン授業にして思ったことを
今日、真面目に書きたいと思います。
(飲みながらですが)

うちの職場ではメインの双方向型授業のツールは
webexを使用しています。



zoomやGoogle classroomも駆使していますが
基本はwebex中心です。
でも、学生にとってはLINEがいいんじゃないかと
今でも思ってますけどね。
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私は人の前で話続けて
すでに30年弱(27年くらい)ですが
その頃から変わらない授業スタイルがあります。

それは、授業の教壇はステージ。
そして、私は女優!みたいな講義スタイル。

だから、先週のファッションと被らないよう
靴から、化粧から指先のネイルまで
すべて、パフォーマーとして授業していました。

私は学生の表情をみながら
話すことをどんどん変えていくタイプなので
ホントに学生との双方向のやり取り中心の授業でした。

しかし!
on-lineとなり、
オンデマンドではなく
(オンデマンド=自分の好きな時にインターネットにアクセスして映像・音声を再生できる方式)
双方向型授業となると…
まず学生はビデオはオフ!
(最初の出席はオンにして~とお願いしている)
で、全員マイクをオンにすると
いろいろ音を拾って、はおルので
マイクはミュート。

そうすると、
研究室からシーンとした相手に
ひたすら、話しかけるということが起こります。

これが3コマ連続で続くと
なんか、無言の相手に
ひたすら話かけるというのがだんだんつらくなり…

だって、私はステージ上の女優よ!みたいな
授業スタイルだったから…。

で、最近気が付いた。

「ラジオパーソナリティー」のように話せばいいのではと。

ラジオパーソナリティーさんたちは
その声を聴いている人たちが1万人くらいいたとしても
落ち着いて話をしている。

今聴いてくれている「あなた」に届けたいという気持ちで。

一生懸命話してはいるものの、何が言いたいのかわからない…
そういう人にはラジオパーソナリティーの話し方が向いているという。

PCの前で、一生懸命にパフォーマンスしても
それは学生に伝わっているかわからない。
だったら、目の前のマイクに向かって
「あなたに伝えたい」という気持ちで
淡々と伝えるように話した方がいいのではないかと…

それからラジオをよく聴いている。
なんでもかんでも、学べるものは盗まなきゃ!

今度、広島でラジオパーソナリティーをやってた
友人にコツを聞いてみなきゃ。
でも
ゼミでは毎週、わいわいやっていますよ。
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学生がリアクションペーパーに
「面白い、楽しい」とまだ、出会ったことのない
1年生まで言ってくれる。
ホントにありがたい。

最近学生にも人気なのが
「パパパコメント」。
京都大学の先生も利用していると話題



「アフターコロナでも
この間の授業システムで残してほしいもの」と
パパパコメントで聞いたら
「パパパコメント!」と答えてくれる学生も。

できるだけlive感のあるものを
工夫してやっていきたいと思いました。

そうそう。
一番オンラインで楽しいのは
手話の授業です。
理由?
みんな手技をみなくてはならないので
みんなビデオオンでやってくれるから(笑)
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これが普通になるのは
いいのか、悪いのか。

でも、教えることは止めてはならない。

Me ke aloha pumehana