昨日亡くなったOさんの
最期の詳しい状況を
教えてもらうことができました…
広島県介護福祉士会の会長から
連絡をもらえました。

ヘルパーさんから聞いた情報です。

5日の夕方にいつも使っているスーパーの配達員さんが
Oさんの家に宅配に行った際に声をかけたら、
いつも返事があるのにその日は返事がないことを不思議に思い、
お部屋に入ったそうです。
そしたらOさんが車椅子から転落しておられ、
その時には意識もあり「痛いなー」と言っておられたそうです。
なぜ車椅子から転落したかはわかりませんが、
いつも家では車いすのベルトはしていないそうです。

スーパーの人もどうしていいか分からずヘルパーに連絡し、
ヘルパーさんがきてくれたんですが、
病院に行くことを本人が拒否したそうで、
とりあえずベッドで横になったみたいです。

しかし、夜になって呼吸が浅くなり、
訪看が対応しそこから救急搬送されたそうです。
病院で検査をしたんですが結果もすぐに出ず、
6日の朝方3時ごろに亡くなられたそうです。

気管切開をすればなんとかなったかもしれないんですが、
病院に運ばれた時にOさんがドクターに気管切開等はやめてくれと自分で言われたのと、
お父さんもこれ以上がんばらせる事はしたくないと言われ、そのままだったそうです。
Oさんらしいといえばそうなんですが、
そんな覚悟をもって日々生きていたと思うと
もっと出来ることが僕たちになかったのかと考えました。
もう少し落ち着いたら、Oさんを偲ぶ会絶対やりましょうって
皆んな言ってますから、そん時は帰ってきて下さい。

なんで、車いすから落ちていたのか
結局よくわかりませんが、
昨日、想像していた
ひとりぼっちで、死んでいった
ということではなかったことがわかり、
少し、ほんの少しだけ安心しました…

Oさん、朦朧とした意識の中で
気管切開だけは止めてくれって言われたということで…。

ホント、Oさんらしい。

でもその時に、何を彼は考えたのだろうか。

昔、病院に入院していた時の
まわりにいた友人のことだろうか。
入院していた時、まわりの友人が、
先に死んでいくのは、ホントに辛かったと言ってた時があった。

筋ジストロフィー患者として
いっぱい思うことがあったんだと思う。

Oさん、
これから絶対に「大元イズム」をちゃんと継承するから。

安心して天国に行ってね。
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あなたの覚悟を
私は一生忘れません。
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Me ke aloha pumehana