昨晩のミスターサンデーをみて。
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(35分30秒あたりから)

広島県の呉市に住む87歳の認知症の妻をみる95歳の夫を娘は東京からの遠距離介護。「私がいると邪魔だから、死ぬ。」と喚く妻に、普段は優しく温和な夫が「死ね」と感情的に言い返す…。娘さんが話しかけても、妻の喚きは止まらない。そこに、ヘルパーが来て、2人それぞれに優しく話しかける。
極めつけは、妻の方を抱きしめる。
そして、甘いホットミルクを差し出す。
その後がついさっきまで喚いていた妻が夫に甘えるように手を伸ばす…。

夫も妻も、お互いが大切だからこそ感情的にもなるし、気持ちをぶつけあってしまう。でもその2人のかすがい的な存在になれるほどの介護福祉専門職の関わり。

タイムリーなときにヘルパーが登場する。

もうこちらからみると、
神が現れるようにも見える。

その後のTwitterでは「早く施設にいれたらいい」とか「夫婦を引き離さないと」「施設を探さない娘の怠慢だ」とか言われてましたが、私はこの夫婦の想いをきちんと尊重して、ギリギリまで一緒にいたいという思いを汲み取り、ヘルパーやデイを入れながら、ケアマネが東京にいる娘と連絡をとりながら在宅介護を進めている支援に圧倒された。

ここで、夫婦を引き離したら
妻はもっと認知症も進む可能性もあり、
夫も張り合いを失くすかもしれない。
妻をみるため、100歳まで生きたいという夫。夫の手を握って離さない妻。

介護する覚悟
介護される覚悟

「死にたい」と
一生懸命叫ぶ妻。

でもこれは本当に死にたいと思って
口走っているわけではない。

「お父さんに構ってもらえんし、分かって貰えんくらいなら死にたい」
「こんなにバカになってしまう自分がいるなら死にたい」
「みんながバカにするくらいなら死にたい」

だから死にたいほど辛いと訴えている。

専門職は色々な理由を受け止める必要がある。

そんな中
この2人の暮らしをあまりにさり気なく生活を支え、当事者の想いに寄り添う介護福祉専門職をみて、改めて介護の仕事は、奥深い専門性だとつくづく思った。

Me ke aloha pumehana