Aloha~

私は仕事として
この20年間
18~23歳の学生を基本としてみています。
ま、仕事なので。

いつの時代も
この年齢の学生が
目の前を通り過ぎていきます。

なので
最初みた新卒の学生は
今年39歳です。
驚きですが。

そのため
この年齢の学生たちの悩みとか
不安とかはある程度把握して
わかっているつもりです。
ま、なんとなく

私には子どもがいません。
当たり前か。

だから、妹の子ども
姪と甥が一番近くにいる子どもです。

姪は小6。甥は小4。
甥は素直で優しい男の子です。
姪は愛子さまと同じ月の生まれで
12月に12歳になります。
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超可愛い姪っ子です。

その姪が
彼女の母である
うちの妹に怒られて
私の家で号泣していました。

最初は面倒なので
ほっとこうかと思いましたが
あまりに妹やうちの母が
姪を追い詰め、
過呼吸になるんじゃないかと
思うくらい姪が泣いていたので
姪と向き合いました。

何をそんなに
怒られないといけないのか
原因が全然みえないし。

たかが11歳の子が言うことなので
知れとるし~ってどこかで思いながら
泣き止むのを待ちながら
彼女の言い分を聞くことにしましたが…。

泣き止む気配がないし
でも何か伝えたかったみたいで。

なので60分向き合って。

そこで姪が言い始めた言葉に
唖然としてしまいました。

私自身、自分の人生が良いとは
決して思いません。
子どもを作らない理由も
こんなに大変な人生を
DNAを分けたわが子に
こんなに辛い人生を味あわせたくないと
思ってしまうタイプです。

姪が生まれる時
この子にどんな障害があっても
絶対に見る!と思ったくらい
姪の誕生は嬉しかったのですが
同時にこれから姪が一杯悩み
一杯苦しむ姿は
正直見たくなかったです。

いろいろ口にし始めた11歳の姪は
すべてをわかっていました。

11歳だから何もわからない
こっちがレールを引かないと
できないと感じているのは
大人の言い訳。

優等生の姪は
クラス委員もずっとやり続け
それはまわりは積極的にやっていたと
思っていたのだけれど
それ以上に責任を押し付けられていたこと

親の期待に答えなければならないこと

もっと友達と遊びたいということ

でも、優等生として
いい成績を取り続けないといけない
プレッシャー

なんのために
勉強するのか
そして
なんのために生きるのか

そして
どこまで頑張らばなければならないのか

泣きながら
それでも彼女の言葉で
しっかり伝えていました。

私は正直驚きました。

大学生と普段関わってますが
同じような悩みをぶつけてくる。

小学生だからといって
何もわからないわけでなく
逆に大人に気を遣い
でも自我が芽生える中
苦しんでいる。

「ゆうこねえちゃんは
なんで生きてるの?
生きていて
何が楽しいのかが
わからない…
いつまで頑張るの?
これ以上まだ頑張らなければ
ならないのか…」

言うだけ言って
だんだん冷静さを取戻し
そして最後は
自己決定していく姪。

正直、すごいなあって
彼女を受容しながら
思いました。

これからもっともっと
辛いこと苦しいこと
そして、どの時代も
頑張り続けなければならないことがある。

私が体験したようなことを
また姪が体験しなければならないと思うと
身が裂かれるように辛い。
可哀想すぎる。
これがわが子なら
気が狂いそうである。

「なんのために生きるのか
わからない」

11歳が言う言葉なのかとも思った。

正直、私自身、言葉に詰まった。

「きっと楽しいことがあるよ」も
「つらいことばっかりだし」とも
伝えられない。

だから一言いった。

「おねえちゃんも
この年になっても
なんで生きていかなければならないか
わかんないんだよ。
これからも辛いこと、しんどいこと
なんで、こんなに頑張らなければならないのかと思うことが
たくさんあると思うよ。
生きていてよかったって思うのは
もしかしたら死ぬ時なのかもしれないね。
そう思うためにも
今頑張らなければならないときに
頑張ってみるのも悪くないと思うよ」

わかってくれたのか
よくわかんないけど
今の状況を最終的に本人自身で
分析して、
いろいろ環境を変えてみて
頑張ってみたいと自分で言い始めた。

11歳だからって
何もわからないって
勝手に決めつけてはいけない。
すべてを把握して
自分なりに行動しているということは
18.19の学生たちはそれ以上に
悩み苦しんでいるんだよね。

姪に関わりながら
私自身を振り返り
これからどのように学生に向き合うか
いろいろ考えさせてくれました。

大丈夫。

あなたならできる。

早く一緒に飲みたいよ(笑)

Me ke aloha pumehana