ALOHA~


昨日、Blogをアップしていないのに
アクセス数が200近くあるのはなんでだろう。


ま、いっか


いつも読んでいただき
みなさん、ありがとうございます


そうそう、昨日、3年生の学生が
私の部屋に来ました。


どうしたのかな~って聞くと
「同情と共感の違いがわかんない」って
質問しに来たようです。


で、いろいろ彼女とお話していると
彼女はこんなことを語り始めました。


彼女は小学生の頃から
なかなか人に馴染めない性格だったようで
ひとりぼっちで教室にいることが多かったそうです。


積極的でもなく、どちらかといえば控え目で
女の子といると何か言われそうだから
関わりを自分からもたず
教室の隅にじっとしているタイプで。


もちろん、運動も苦手で。


縄跳びも出来ずに
大休憩も外に出ることもなく
教室にいたそうです。


その時
同じクラスだったTくんが
声をかけてくれたそうです。


「縄跳びで遊ばない?」


自分が縄跳びをみんなの前で出来ないことを
知っているのに、このTくんは何を言っているのかって
ちょっとムカついたようです。


でもTくんは、縄をたくさん繋いで
「電車ごっこしない?」って
誘ってきたそうです。


そして、2人で電車ごっこをしながら
大休憩も外に出るようになって。
そしたら、どんどんその縄を短くしていき
最後は普通の縄の長さになって。


「飛んでごらん。もう縄は怖くないでしょ?」


Tくんは彼女にそういって
一緒に縄を回してくれたそうです。


もちろん、彼女は飛び始めたそうです。


それを機会に彼女はTくんを
いろいろな面で信頼していったそうです。


そして彼女は自分に自信を持ち始めたのは
言うまでもありません。


Tくんはクラスでは面倒見のいい
人気のある男子生徒だったようで。


彼女に女友達がいないことがわかると
遠足のバスの中で、
彼女と女の子とTくんと3人で話すような環境を作り
彼女とその女の子が話せるようにする。


泳げない彼女に
休みの日に市民プールに行こうと誘い
自分の家からビート板や浮き輪を持ってきて
「水は怖くないんだよ」って
水とお友達になり
泳げる方法を教えてくれたそうです。


中学生になった彼女は
辛いことを彼に話し
「死にたい」ともらしたそうです。


「先生、その時にもらったメール、見る?」
って、彼女は大事そうに
5年も保護し続けているメールを見せてくれました。


「…!」


正直、その文面には驚きました。


「これ、いくつの時の?」
「中学2年生の時」


Tくんは、両親が離婚し
母親とお姉さんと暮らしていたようですが
自分のことよりも
ホントに彼女のことを気遣い
一言、一言
彼女に生きるとは何かを
丁寧に書いてあるメールでした。


「人生は辛いことが8割楽しいことは2割って
誰か言ってたよ」
「完璧な人間はいないんだよ」
「ホントに辛い時は僕がついている」


2度3度読みなおしましたが
中学2年生で、
何を体験したから
こんなことが言えるのかと思うくらい
その内容に感動しました。


彼は今やはり大学生で
大阪の体育大学で
体育の先生を目指して
教育実習等に行っている
普通の大学3年生らしいです。


今も時々
彼女はなんでかわからんと言ってましたが
彼女がしんどい時に
ふとメールとかが来て
「なんかあった?」って言われることがあるそうです。


そしたら彼女が一言。


「先生、先生には“ヒーロー”がいますか?
私にとって、Tくんはヒーローなんです」


そりゃそうだ。
そう思うよ。


それにそんな配慮できる子こそ
この福祉・介護の業界に欲しいくらいすごい。


だって、小学生の時に
縄跳びをいきなり飛ばせるんじゃなくて
電車ごっこを提案できる子どもですよ?


それだけで感動した。


でも彼のメールの内容にはもっと感動した。


ヒーローか…


「彼と付き合っているわけじゃないんですよ。
でも、先生、絶対に何があっても味方でいてくれる
そういう人がいるだけで
人間って力がわいてくるもんなんですよね。
だから、彼は私のヒーローなんです」


Mr.Children の「HERO」の歌詞が頭に流れました。


でもヒーローになりたい ただ一人君にとっての
つまずいたり転んだりするようなら
そっと手を 差し伸べるよ



「先生、共感って彼みたいな関わりを
してくれる人ですか?」


結局、彼女は私に質問を投げかけながら
自分でしゃべるだけしゃべって
自分で結論をみつけて
「ありがとうございました!」って
帰っていきました。


20歳も年下の学生からでも
一杯学ぶことを教えてくれた。


ホントに勉強になったよ。


私こそありがと


Tくんがどんな人間に成長するのか
出会ったこともないけど
ちょっと知りたいような


ヒーローか…


でも「私のヒーローです」って
嬉しそうに話す学生が
ちょっと羨ましかったです


Me ke aloha pumehana