ALOHA~


石巻の避難所に行って
1週間が経とうとしています。


そろそろ
自分が感じたこと
思ったこと
体験したことを
活字にしていきたいと思っています。


だって
明日NHKが取材に来るっていうし。


でもあまりに
避難所は
「福祉問題の巣窟」のような状態になっており
何から語ったらいいのかわかりません。


私が
介護福祉士で社会福祉士で保育士だから
全体的な問題が見えてくるのかもしれません。


なので、
視点を向けないといけない領域ごとに
考えていきたいと思います。


まず、“介護(ケアワーク)”という視点から。


介護福祉士会は
福祉避難所と言われる
女川にある介護老人保健施設に
夜勤スタッフとして行くパターンと、
私が行ったような
老若男女がいる
一般の避難所に行くパターンがありました。


で、私は石巻にある
河北総合センター(ビッグバン)
に配属になりました。


私たち介護福祉士は
がっつり避難所に24時間泊まりこみ、
同じ釜の飯も食べてきました。



そこでの避難所でのケアは
主にトイレ誘導、オムツ交換、歩行支援、
入浴支援、グループワーク等でした。



でも
広い視野ときめの細かい視点を持てば
ここの避難所に来るまでは、
精神障害者のホームヘルプを利用していた方も
避難所生活になるとそのサービスが切れており
身の回りの支援もままならない方もおられるので
掃除や洗濯などの支援もありました。
まあ、生活支援全般ですね。


また普段は元気そうな方でも
発熱、嘔吐、腹痛を訴える方も多いので
(20代、30代も含め)
夜間、看護師たちが帰るので
その申し送りをされ、
夜間も様子をみたり
嘔吐される方に関わったり
やることは山のようにありました。


ホント、まるで
避難所のナイチンゲール状態です


これが毎日介護福祉士たちが
書き続けている申し送りノート。
DSC00549ノート


避難所は
朝6時に電気がつくので
朝5時に私たちは起きて準備して
6時になった途端に
夜間オムツをされていた人たちのオムツはずしにかかります。
理由は、普段トイレに行くことのできる方も
トイレが遠いので
(だって体育館の端から端に行くし)
自らオムツをされる人が多いので
日中のリハパンに換えていきます。


Pトイレ使用の方もいますので
そのトイレの掃除。


で、7時から朝食。
冴えない朝食ですがね。
「今日の朝食は牛乳とパンと缶詰です」
って放送が入るから
わあ、フルーツとかの缶詰かね?
とかいいながら配給を受け取ると
こんなかんじ。毎日。
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85歳も0歳児も一緒。

どっと疲れる。食欲もない。
管理栄養士さん、
日中に来るだけでなく
ちょっと1日、泊まりこんで指導してよって感じ。

で、10時から始まる
グループワーク
「お茶っ子会」の準備。
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これは4月6日から
介護福祉士会が
水分を控える高齢者に対して
お茶を意図的に飲んでいただく時間を作っているもの。
で、レクリエーション的なこともやるということで
新聞にも載っているんだから
事前に言ってくれてたらいろいろ準備したのに~って
文句も言うまもなく
どんどん、司会進行からレクまでやらされる(笑)
でもさすがに介護福祉士軍団。
みんなやっちゃうんですよね。
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避難所って静かなんです。
みなさんの暮らしがあるから。

でも、このお茶っ子会は認知されているから
大きな声で歌えたり、踊ったりって
すごくストレス発散になるんですよね。
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で、あんたも何かしなさいということで
踊りましたよ、フラダンス。
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DSC00710なおし

みんなでやったりしましたし、
最終日は「涙そうそう」を歌いながら
踊ったけど
もう涙涙で…。


避難所のフラガールでした!


で、昼食の配給は、なし。


日中は随時のトイレ誘導と
身の回りのことが自分でできない人へのケア。
で、TPOに合わせて
一人で入れるけど洗身などの支援がいる人と
風呂に一緒に入ったりとやること満載。


18時の夕食は炊き出しがあるから
その炊き出しをやっているボランティアさんの
お手伝い。
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530人分をさばく。


で、私たちの夕食は
炊き出しの後の残り物でと言われているのですが
結局、余らず
毎日こんな夕食。
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ボイルされていると言われても
冷たい肉は食べれない。
だから、カップヌードルとか。


当分、カップヌードルの顔もみたくない。


で、21時消灯までに
オムツをつけるために
バタバタとこなす。
トイレ誘導の方も含めて。
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これ、手作りのつい立て。
すごいでしょ。
オムツ交換する方に対して見えないように手作りで。


基本的に狭い空間の中
家族といるので、
共依存やその逆のようなことが起こっているから
家族の信頼関係を早くに作り
きちんと本人を支援していくことが求められる。


薬の投薬も
家族が言うと飲まない方には
こちらが声かけをし支援する。


夜中に眠剤が効かなく
騒ぐ方がおられて
家族がなだめても全くきかない。

介護福祉士会のブースに飛んできて
なんとかしてくれと言われることも多々。


また、うつ病・てんかんの方が
夜飲む薬がきつくて
トイレに立つはいいけど
フラフラして倒れてしまわないように
夜中いつでも飛び起きれるようにする。


看護師もこちらに申し送るから
そういう人たちを夜中に巡回。


で、夜中にも余震。


で、朝。


今考えたらよくやったなあと思う。


だから、介護福祉士ってすげぇ。


特別養護老人ホームの
夜勤と早番と日勤と遅番と
全部やりこなした感じ(笑)


そう考えたら広い施設だから
毎日1万歩以上は歩き倒していました。


とりあえず、今日はここまで。
またここから考えられる問題点などを
追々、挙げてみようと思っています。

Me ke aloha pumehana