メケアロハプメハナ☆

みなさん、ALOHA~! Me ke aloha pumehana(メケアロハプメハナ) とはハワイ語で「心からの愛をこめて」 という意味です。 これからの超高齢社会の介護とかについて、気が向いたら愛をこめて(?)つぶやいています。 そして、もうひとつ書いていたBlog“いきなり末期がん患者の家族ですけど、何か?”の続編をこちらで書き続けたいと思っています。 どうぞ、つぶやきにお付き合いください。

2012年03月

若返りの水?!

Aloha~


アロマテラピーって興味ありますか?


アロマテラピーって
フランス語のアロマ(aroma:芳香)と
テラピー(therapie:療法)という言葉を
結合したもので“芳香療法”とも訳されます。


自然の植物から抽出された香り(精油)の力をかり、
それを嗅ぐことで
人間の本能を目覚めさせ、
心と身体のバランスを回復し、
健康や美容に役立てる自然療法、
これがアロマテラピーだそうです。


もうひとつ。
精油の成分自体がもたらす薬理効果。
植物には元来中和消臭作用や抗菌・抗ウイルス作用が
そなわっており、室内の空気の浄化にはたいへん効果的で
昔は病室の消毒にも使われていたそうです。


なので、最近は老人ホームや医療機関でも
アロマディフューザー(芳香器)の導入や
アロママッサージを取り入れている
特別養護老人ホームなどもあり、
なんか授業や講義や介護に取り入れられないかと
ちょっと2時間ばかしの講習会に行ってきました。
写真 (1)


最初は講義。
おもしろい


何がすごいかというと
化粧水とかの化粧品は
つけた時、“浸透”しているそうです。
浸透とは表皮および真皮(皮膚の下)に
成分が到達して局所的な効果を及ぼしていることで。


でも、アロマは精油成分が表皮を通りぬけ
真皮層の血管やリンパ管から体内に“吸収”されるそうです。


浸透じゃなくて吸収だよ。
だから全身にいきわたるし
全身をめぐって尿などに排泄されるんだって。


わ~おどろいた
すごいじゃん。


ということで
実技。


今日は
ハンガリアンウォーター“若返りの水”を
作りました。


若返りの水とは
14世紀のハンガリーの王妃エリザベート1世は晩年近くになり、
手足が痛む病気(今でいうリューマチ?)にかかったそうです。
これを気の毒に思った修道僧が
ローズマリーを主成分とした痛み止め薬を献上したところ
王妃の病状はみるみるよくなったそうです。
で、
ここからが大事!
70歳を超えた王妃に隣国ポーランドの王
(40歳くらいだったらしい!)が
求婚したという伝説が伝えられているそうです。
で、この痛み止め薬は「若返りの水」という評判が立って
今に伝えられているようです。


その若返りの水を作りました。


手取り足取り




ちなみに飲む水ではありません。


アロマの効能にあるように
皮膚から身体中に浸透させるということなので
化粧水、バスオイル、バスソルト、クリームなどに
使えるブレンドオイルづくりです。



初めて出会う人たちと
結構ワイワイいいながらやらせてもらいました。


完成!
若返りの水!


大好きなイチゴのシールまで
いただいちゃいました。


いや~、勉強になった!
これを機会に
アロマ検定でも受けるか?


これを身体中につけて
若返るぞ!
で、王妃のように
30歳年下の男をつかまえるぞ!


え?30歳年下でしたら
小学生ですけど…


Me ke aloha pumehana



サラの鍵~パリで行われたユダヤ人迫害~

ブログネタ
映画鑑賞日記3 に参加中!
Aloha~


世界史があまり得意でない私。


なので、恥ずかしながら
“ヴェルディヴ事件”って
知りませんでした。


「アンネの日記」とかによって
ナチスドイツによるユダヤ人迫害やアウシュビッツの存在は
よく知られていますが、
1942年にフランス政府が大々的に行った
「ヴェルディヴ事件」といわれるユダヤ人迫害のことを知る人は少ない。
1995年、シラク大統領の演説で初めて明らかになったその事実を
映画化した“サラの鍵”を観ました。


一言でいうと
衝撃的でした
私の中の“寝た子を起こして”しまいました。


そもそもことの発端は、1995年に(最近やん)
当時のシラク大統領が行ったスピーチらしいですが
大半のフランス人は
この「ヴェルディヴ事件」と呼ばれる悲劇について
ほとんど何も知らされていなかった。
それだけに戦時中の1942年、
パリ中から集められたユダヤ人が、
急きょヴェルディヴ(冬季競輪場)に詰め込まれ、
ろくな宿泊施設もない場所に何日も収容されたという衝撃の事実に、
フランス国民も困惑し、大きな衝撃を受けたという。
しかしそれは、パリとその近郊に住むユダヤ人1万3千人余が一斉に検挙されて、
屋内競技場に6日間押し込まれるという歴史的事件で。
その中には4千人余の子供たちも含まれていた。
そしてそのヴェルディヴからユダヤ人たちは、
フランス国内の収容所を経てアウシュヴィッツに送られたのだという。
何より衝撃的なのは、それがナチス・ドイツによって行われたのではなく、
フランス警察の手によって行われたこと。
しかも、その事実が当のフランス人に忘れられている、ということ。


パリ警察によるユダヤ人の迫害。


は?ナチスだけの話じゃなかったの?


それだけで衝撃的な話なのですが
ストーリーも切ない内容で。
フランス警察による突然の検挙により、
そのユダヤ人家族のひとり、少女サラは収容所に送られる。
その際、自分の弟を守るために彼を納戸に隠して。
すぐに戻って来られると思ったのだ。
しかし、サラ一家はまた別の収容所へと連行されてしまう。
その途中、どうしても弟を助け出すために脱出をはかるサラ。
弟を助けに行くのですが…。


真実を知ること。
それは時に辛いことで。


今週迎える
3.11に重なる。


被災者の方と向き合い
メディアの一方的な報道でなく
自分の目で被災地を見に行き
真実を知りたい。


忘れない。
目をそらさない。
傍観者にならない。
真実を知る。


私がこの1年行なってきたことと
重なるような気がした。


いろんな意味で
衝撃を覚えた映画でした。


ラストシーンは
涙、涙でした。


Me ke aloha pumehana

その人のことを一生懸命考える☆

Aloha~


現在、勤務校の介護福祉コースは
1年生から3年生まで
同時に介護実習に出ております。


で、今日は
1年生は実習事後指導&実習報告会
2年生・3年生は帰校日。


実習の途中に帰ってきて
実習の進捗状況のチェック、
疑問の解決、アセスメントの確認
ケアプランの作成など
学生を帰らせてもやらせること満載です。


2・3年生は特に
介護過程を展開させなければならず。


介護過程とは
利用者が望む「よりよい生活」「よりよい人生」を実現するという、
介護の目的を達成するために行う専門知識を活用した
客観的で科学的な思考過程です。
介護福祉士は一人ひとりの利用者に対して行う日常生活の介護が、
専門的で根拠のある内容であることが求められます。
したがって、介護過程の基礎知識を学び、
事例演習や実習を繰り返しながら「思考のトレーニング」を行う必要があります。


「アセスメント」において、利用者の心身の状況、生活の状況、
希望や願いなどの情報を手がかりとして全体像を把握し、
個別の生活上の課題を明確にしたうえで、
「個別援助計画の立案」「介護の実施」「評価」を行うことにより、
利用者の課題の解決と自己実現を目指していきます。


って言っても
学生が注目している利用者さんの
様々な情報を整理して、
解釈して、分析して、ICFに落として、統合して、
課題を明確化して 目標を設定して、ケアプランをこんな感じで…
まで、一人ひとりもっていきます。


巡回中、利用者の方にお会いできた方もいらっしゃいますが
そうではない方は、情報だけでイメージをわかせて思考していきます。


でも最近の利用者さんは昭和生まれが多くなり
前までの明治、大正生まれの方のケースとは
状況や生活歴がだんだん華やかだなあと
思うことも多くなりました。


80歳のAさん(女性)。
パチンコのしすぎで夫からDV。
でも毎日1万円を握ってパチンコに通っていた。
それに苛立ち、妻を殴る夫から引き離すこともあり、
現在、特養入所中。
パチンコに行きたいそうだ…。


91歳のBさん(女性)。認知症。
夫を戦死で亡くした後、
2回再婚しているし、
1回目の再婚で子どももいるのに
学生には戦死した最初の夫が亡くなって
つらいと話される。
で、2回再婚したことを
本人は全然覚えてないし
再婚相手との子どもをみても
わからないそうだ…。


82歳のCさん(女性)。認知症。
夫の過剰介護のため
老健入所。
夫はCさんのことが大好きで
手取り足取り介護するのだが
それがうざくて老健入所、らしい…。


なんか、若い子たちの生活と
あんまり変わらないような(笑)


私も将来
私の情報をいろいろ収集されて
「この人ってこれはできるんじゃない?
いや、こうなんじゃない?
え、こういう人だったのかなあ」なんて
一生懸命考えてもらえるのかな


普段、親や彼氏の情報を集めて
「この人はこんな人なのかなあ」って
エビデンスに基づいて考えることってないじゃないですか。


だから、時に一人の人を
ここまで一生懸命考える体験って
案外おもしろい。


20年前、私が大学時代に
やはり社会福祉士の実習で
個別援助計画を立てた時の利用者さんの情報って
今でも語れるもんね。
それだけその人のことを
一生懸命考える。


いいケアプランを立てて
実施してきて
利用者さんに少しでも
いい想いをしてきてもらいたいです。


さ、また今度は怒涛の実習巡回です。


頑張る
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Me ke aloha pumehana

教え子ちゃんたちの同窓会☆

Aloha~


私が教員生活最初に関わった学生さんの
同窓会に出席しました。


Blogにも書きましたが
先月、その教え子の一人(Aくん)が亡くなりました。


その葬儀に参列した教え子もいたので
その時の様子も聞きながら
みんなでAくんの事を語ろうじゃないか…と
集まったんですが…。
結局楽しく飲み会やん。
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私も飲み過ぎ。
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Aくんは県外の学生だったんですが
最期亡くなるときに
広島のお好み焼きが食べたいと言っていたそうで
それならみんなで広島風のお好み焼きを作ろうということになり…。
広島のお好み焼きは返すのが大変ですが…
写真 (23)

お、上手。
写真 (22)


さすが、学生時代に
お好み焼き屋でバイトしてたUくん
どや顔
写真 (20)

広島の人間って大阪のたこ焼きみたいに
なんやかんや焼けるみたい…
写真 (19)

美味しかったよ。




県立大学の松宮先生もかけつけてくれて。


ありがとう。


Uくんも
同級生は気兼ねないけぇ、いいって
言ってたけどホント楽しそうでした。


私は一応先生としての参加なんですが
このメンバーが集まると
自分も一緒に学生だったんじゃないかと
ちょっと勘違いするくらい
楽しいので、ついつい飲み過ぎちゃいます


で、2次会。


カラオケ。


歌の懐かしい歌ばかりのオンパレード。
最近の曲がないのが気になりますが…(笑)


ちなみに皆さん
37歳


家ではお父さんでお母さんなんだろうね。


ホント、みんなの活躍を
心から応援しています


この4月、
私の教員生活は20年目を迎えます。


どんな学生に逢えるのかなあ。
まだ見ぬ君たちに
逢うことを楽しみにしています(笑)


あ、みんなありがとね。


そしてAくん、安らかに…。


Me ke aloha pumehana
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